はてなと何かやりたい日記。

はてなと何かやりたい!そんな想いで書いてます。2012.3.31 HUG Tokyo イベントやりました!

オフラインイベントの軸となるコンセプト「世の中を良くしたい人のコミュニティ、はてな」

はてなのイメージって?

突然ですけど、「はてな」ってどんなイメージですか?どんな人がどんなことを喋ってるイメージですか?

提供しているサービスは、ダイアリー、ブログだったり、ブックーマークだったり、サービス自体は媒体的なものなのに、なんとなくキャラがある気がしませんか?はてなユーザーの独特な偏り(?)っていうんでしょうか。他ブログ/SNSでは、Amebaブログとか、mixiとか、最近ではGREEMobageとかありますけど、なんかユーザー層や書いてある内容が明らかに違いませんか?

 社会派なことを書いている人が多かったり、ITエンジニアさんだったり、何か問題提起をしていたり、解決策を模索しようとしている、そして、なんだかリベラル。ちょっとエッジーですよね。近藤さんに出会ったときの、はてなに対する、僕の率直なイメージです。

近藤さんに初めてお会いしたとき、実は、はてなのサービスは使っていませんでした。(ブログは書いていましたが、Seesaaを使ってましたw)Twitterで流れてくる、ブックマークの連動ツイートや、自分のブログに付くブックマークコメントを見たりして、はてながどんなサービスを提供しているのか、だんだん知りました。それからしばしば、ブログを読んでて、おもしろいな〜、と思うと、「あ、また、はてなだ。」とか、Twitterで興味がある人のサイトに行くと、「あ、この人も、はてな使ってる!」とかいうことが何度もありました。(もともとのTwitter、ブログでは、子育て系、ワークライフバランス系でけっこう堅い系(?)の内容が好きだったんですけど。そのせいだったのでしょうか??^_^;)

今では、こんな形で数珠つなぎ的に出会ったブログで、いつもチェックをするような、好きなブロガーさんもたくさんいます。

 

はてなって、おもしろい人が集まってますよね!

 そんな、率直なイメージを、近藤さんに初めてお会いしたとき(そのときのエントリ)に伝えてみたんですね。

 

僕「はてなって、おもしろい人が集まってますよね!何かそういう方針とか、施策とかがあったんですか?」

近「いやぁ、、集めようとした訳じゃないんですよね。気付いたら集まってたというか。。」

僕「(え??そ、そうなんですか!!)」

 

おお〜。。どうも、そういう戦略を特に打ち出していた訳ではないけど、自然とそういう人が集まっていた、と。。近藤社長はおっしゃる訳です。むむむー。なおさらおもしろい。。

いろいろ理由はあると思うんですけどね。ブログ黎明期に先進的なサービス(ブログブームの前にダイアリー!)が、自分で良いものを探したり、積極的に自ら行動するような人たちから受け入れられた、とか。いわゆる、アーリーアダプター的な。

でも、それに加えて、「世の中に何か言いたいことがある」とか、「世の中を良い方向に変えたい」とか、それがポジティブな表現だったり、ネガティブな表現だったり、あるかもしれませんが、「世の中に影響を与えたい」という共通項が、はてなのキャラを作ってる理由になってる気がします。わざわざ、ネット、という誰でも読めるようなオープンな場所に、ものを書いて世の中に発信をしたい人たち。

 

「世の中を良くしたい人のコミュニティ、はてな」

近藤さんと2回目にお会いしたとき、はてなで、こんなことやったらおもしろいんじゃないか?というアイデアを勝手に(笑)持って行ったのですが、その中のひとつが「オフラインイベント」という枠組みであり、「世の中を良くしたい人のコミュニティを作りたい、はてなにそういう場になって欲しい」というメッセージでした。

「世の中を良くしたい人のコミュニティ」には、近藤さんも少なからず感じてくれるものがあったようで、何か大切なコンセプトを共有できたような気がしました。

また、これは、後から近藤さんのご著書で読んだことなのですが、「世の中を良くしたい」という意味で、近藤さんすごいすごい心底すごい、と思ったことがありまして。ご著書の中に、こんなこと書いてあるんですが、

「はてなという会社をやっていて、罪悪感が唯一あるのはバカみたいに電気を使っていることなんです。そこだけが罪悪感で、あとはけっこういいことをやっていると思っているんですよ(笑)。電力さえ自力調達できれば……。
そこで風車プランです。風さえ吹いてりゃはてなが回って、けっこう自律系じゃないですか。風で人が幸せになれる装置を作ってる。面白いと思いません?」

『「へんな会社」の作り方』(著:近藤淳也 / 2005)より

 で、実際、やってるんですよね。。翌年2006年に。→「はてなのサービスは風で動いています〜Hatena Green Power Project

いや、この「世の中を良くしたい」という気持ち、言うなれば「世の中を良くしたい度数」はハンパないな、、と。だから、このコンセプトにもすごく反応してくれたのか、と後から思いました。

そして、この近藤さんの気持ちが、はてなのサービスや会社の雰囲気にじわじわと滲み出していて、このちょっと独特な、はてなのキャラを作り上げている気がします。" 類は友を呼ぶ " 的な感じで世の中に影響を与えたいと思う人が集まってきた、と(笑)

 

はてな、って本当におもしろいですね。

 

ということで、

オフラインイベントは、そんなおもしろいはてなユーザーさんが集まって、前向き&ピュアな気持ちで、ちょっと人を幸せにしちゃうような、世の中をよくしちゃうような、ものにしたいと思っています!!

イベントの名前は「HUG」です!どうぞ覚えてください〜。

これからも、この日記でいろいろと発信していきます!次回は開催時期やイベントのテーマを書きたいと思っています。どうぞお楽しみに!というか、早くこの楽しみを一緒に共有できるようにします!一緒に楽しんでイベントを作り上げていきたいです!

 

最後に、もう1フレーズ、本より引用して今回の日記を終わります。

「僕たちがやっていることは誰を幸せにしていて、誰を幸せにしていないのかっていう、プラスとマイナスの収支をプラスにしていかないと。

本人がもうかるかどうかじゃなくって、社会に対してプラスを提供したのとマイナスを取った差が利益だと思うんですよ。それが会社の存在価値で、その最大化をやるべきであって、手元のキャッシュを最大化したって、別に100年後に何の評価もされないですよね。」

もう!清々しいほどのピュア!

 

はてなとだからできるイベントが絶対あります!

 

 


「へんな会社」のつくり方
近藤 淳也
翔泳社 (2006/2/13)
[Amazon]

 

(ところで。新はてなブログで Amazonリンクとか貼っても良いんでしたっけ??社長の本なので許してもらえる?のかな笑。ダメだったら言ってください〜〜)